50代になって組織で働くことに限界を感じている人もいるのではないでしょうか? 早くリタイヤして自由に暮らしたいなぁと思う人もいるでしょう。
しかし世の中は「できる限り長く働くこと」にむけた流れが加速しています。
2025年4月1日からは「65歳まで働きたければ、継続して働くことができる」という雇用の法改正があります。逆にいえば、働くことが前提の世の中です。
働くことが前提ならば「セミリタイヤ」という選択肢はどうだろう?と考えた50代が「セミリタイヤ」するなら、もっと早くやっておくべきだった!と後悔している【たった一つのこと】をお伝えします。
セミリタイヤとは?
セミリタイヤについては様々な解釈がありますが、みろくが考えているセミリタイヤは、会社員が仕事を退職し、労働することをメインにした生活から自分の時間を優先する暮らしに生活をシフトすることです。
完全に社会からリタイヤ(引退)せず、セミ(半分)リタイヤ(引退)することです。
全く仕事をしないのではなく、生活に必要な収入が得られる程度に仕事をする一方で、自分の時間を充実・楽しむ暮らしは、人生の折り返しをすぎた晩年を生きる選択肢として有益なのではないかと考えています。
他にもよく聞くのが「アーリーリタイヤ」・「FIRE」など、完全に・ほぼ仕事をせずに悠々自適に暮らすスタイルもありますが、よほどの資産がない限り現実的ではないですね。
セミリタイヤのメリット
セミリタイヤは、ペースダウンしつつも仕事の収入を得ます。しかし「仕事中心の日々」からは卒業です。ガチな会社員を引退することのメリットを考えてみました。
あぁ・・考えただけでも、心が穏やかになりますね。
セミリタイヤのデメリット
一方で、やはりデメリットに値するかなと感じることもあります。これは自分軸の問題でもあり、またどうしようもない世間からの圧力でもあります。
もちろん一番不安なことは「お金」のこと。
また、日本は「会社員=安定した収入」の身分だからできることもあり(ローンを組むなど)、社会的な信用度が低くなるので、セミリタイヤする前に必要な準備もあります。
セミリタイヤには資産が必要
セミリタイヤする場合には、収入がなくなる分の金融資産が必要になります。それは一夜にしてできるものではなく、時間をかけて増やしていくことが現実的。
資金力があれば比例してメンタルは安定するので、やはり「お金のこと」は最重要項目です。
では資金がいくらあればセミリタイヤできるのか?については、人それぞれの生活レベルによる部分が大きいので明確な金額はありません。
当然、生活レベルに比例してお金は必要になるので ミニマムな暮らしをしている人ほど、セミリタイヤは現実的になるでしょう。
セミリタイヤに必要な「たった一つのこと」
お金に働いてもらおう
みろくは団塊ジュニアなので「お金の話はあまりしない」という価値観で育った世代であります。いまでこそ資産運用している人も増えていますが、それでも貯金以外に「何をどうしたらいいのかサッパリわからない」という方もいます。そんな人たちに伝えたい。
人が労働して収入を得るのと同じように、お金にも働いてもらおう。
これが、セミリタイヤをするために必要な「たった一つのこと」です。
誰でもはじめられる資産運用
みろくが資産運用をはじめたのが30歳。インターネット取引ができる証券会社が増えてきた頃でした。今ではスマホ1台で運用できるほど身近になり、20・30代の方が金融リテラシーも高いですね。
これだけ環境が整っていれば、資産の運用をはじめられる人も多いはず。しかし、資産運用が人生後半にまでもたらす影響力を考えている人がどのぐらいいるでしょうか。
50代になった今だからこそ、みろくは「資産運用をすることが、のちに人生の選択肢を増やしてくれる」ことを実感しています。なので、もっと早くからはじめるべきだったという後悔も感じています。
\40代・50代からはじめる資産運用の記事はこちら/
セミリタイヤするために
資産を増やすには 時間をかけた方が圧倒的に有利なので、できるだけ早い段階から取り組みたいところです。
次の【3つのステップ】が一般的にできることだと思います。
➊ホワイト企業で安定した収入を得る
(資格取得や転職で収入アップを目指す)
❷生活の支出を減らす
(固定費の見直し、ポイ活、ふるさと納税の活用など)
❷できる限りのお金を資産運用へまわす
(積立投資がおすすめ)
みろくのような50代からでも資産の運用ははじめられます。「子供の教育が終わる」・「住宅ローンの先が見えてきた」など、運用資金を増やせる環境になる人もいるでしょう。
そして2024年からは「新NISA」もはじまりますね。
人生の早い段階で知りたい「セミリタイヤ」と「資産運用」。これからの生き方を考えるきっかけになればと思います。