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    NISAはやめた方がいい?/6つのデメリットを徹底解説!

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    こんなお悩みを解決します
    • 投資で失敗したくないからデメリットを知りたい
    • そもそもメリットってあるの?
    • 初心者が知っておくべきNISAのポイントは?


    こんな悩みが解決できます!

    投資をはじめるなら、できるだけ失敗は避けたいですよね。

    周りでNISAをはじめている人がいるけど、デメリットはないの?と疑問に感じる人もいるでしょう。

    今回は、NISA運用中の私が「デメリット」と「メリット」を解説します!

    みろく

    投資歴20年の私は、旧NISAから資産運用をしています!

    この記事を読めば、NISAをはじめようか迷っているあなたが「NISAデビュー」しようかな? と思うきっかけになるでしょう!

    この記事を書いた人
    サイト運営者
    みろく
    • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
    • 社会保険労務士
    • 投資運用歴 約20年
    • NISA運用中
    • 現在 約1900万円 投資中
    • 証券会社7社 で運用
     お読みください

    この記事はあくまでも情報提供を目的としたものであり、投資方法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。

    本記事に含まれる情報に関しては万全を期しておりますが、情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。

    情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負いません。

    投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。

    目次

    NISAはデメリットしかない?【6つの理由とは】

    NISAのデメリット
    • 元本割れのリスクがある
    • 1人1口座までしか開設できない
    • 投資できる商品が限られる
    • 投資額に上限がある
    • 損益通算・繰越控除ができない
    • 18歳未満はNISA口座を開設できない

    それではまず、6つのデメリットを説明しますね。

    元本割れのリスクがある

    NISAは投資口座なのでリスクがあり、元本が保証される金融商品ではありません。

    運用期間中に投資した金額がマイナスになることも想定されます。

    元本割れする可能性としては、会社の業績が悪いとき・世界情勢が不安定な時。運用期間中に株価が下がるタイミングがあると、投資した金額がマイナスになる場合があります。

    次の図は、米国株へ投資するS&P500の基準価格の推移です。

    値動きのアップダウンを繰り返しながら長期で成長していることがわかりますね。


    引用元:eMAXISSIim 米国株式(S&P500)目論見書

    新NISAがはじまった2024年1月~10月にも、大きな下落局面がありました。

    SBI証券:S&P500基準価格推移

    私は、三菱UFJ−eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資しているので、2024年8月は元本割れしていました。

    みろく

    ただし、そのまま保有している(売却していない)ので、現在はプラスです!

    1人1口座までしか開設できない

    NISAは、1人=1口座(1金融機関) しか開設できません。

    つまり同じ年に、複数のNISA口座で運用することができないのです。

    NISAの金融機関を変更することは可能です(年間に1回のみ)

    私は証券会社7社で運用していますが、NISA口座はSBI証券を利用しています。

    なので、他の6社はNISA以外(特定・一般)の口座で運用しています。

    みろく

    どの証券会社でNISA口座を開設しようか、正直とても迷いました‥。

    口座開設時には、取扱商品・手数料などを比較して、どの金融機関を利用するか検討してみましょう。

    投資できる商品が限られる

    NISAで投資できる商品は限られています。

    例えば、「つみたて投資枠」で投資できる商品は金融庁の基準で選ばれた投資信託のみです。

    また、成長投資枠の商品は株式・ETF・REITなどにも投資することができますが、高いレバレッジ型の投資信託は対象外となっています。

    私も投資しようと思った商品がNISAで購入できなかった経験があります。

    みろく

    NISAの商品数は、銀行より証券会社の方が多いですよ。

    すべての金融商品がNISAで投資できる訳ではありません。

    どんな商品があるのかな?と思ったら、金融庁HP や 投資信託協会 のHPも参考にしてみましょう。

    投資額に上限がある

    NISAは、投資額に上限があります。

    「成長投資枠」は年間240万円「つみたて投資枠」は年間120万円が投資額の上限です。

    引用元:金融庁HP NISAを知る

    私はつみたて投資枠で、毎月10万円×12ヵ月=120万円の上限額まで積立をしています。

    でも、それ以上の金額も投資したい・・と思ったので、つみたて投資枠で購入している商品を成長投資枠でも購入しています!

    わたしの年間投資額

    つみたて投資枠=120万円
    成長投資枠=120万円

    NISA口座には上限額があるので、自分の投資額にあわせて有効利用していきましょう。

    損益通算・繰越控除ができない

    NISA口座では損益通算・繰越控除ができないので、税金面でデメリットになる可能性があります。

    なぜなら損益通算・繰越控除ができると、支払う税金を少なくすることもできるからです。

    損益通算とは

    同じ年の利益と損失を差し引きして、利益にかかる税金を減らすことができる制度です

    繰越控除とは?

    控除しきれなかった損失金額を 最大3年間 繰り越すことができ、翌年の利益から控除することができる制度です。

    私も成長投資枠で日本の個別株を持っていますが、2024年10月現在はマイナスです。

    将来、損失がでている状態で売却しても、他の利益と差し引きできないということになります。

    NISA口座でマイナスが発生しても、特定・一般口座の利益とは損益通算ができません。

    特定・一般口座(NISA以外)は損益通算ができるので、NISAではデメリットといえるでしょう。

    18歳未満はNISA口座を開設できない

    NISA口座を開設できるのは、18歳以上の方に限られています。

    口座を開設する年の1月1日時点で18歳以上、また日本国内に住んでいる必要があります。

    2023年までは、ジュニアNISAという制度があり、18歳未満の方でも口座開設ができていました。

    しかし、2024年以降の新しいNISAは、18歳未満の口座開設ができません。

    引用元:金融庁HP NISAを知る

    子供の教育資金などをジュニアNISAで資産形成していた人にとって、2024年以降のNISAではデメリットだと感じる人もいるでしょう。

    NISAのメリット【3つを解説】

    NISAのメリット
    • 運用で得た利益は非課税になる
    • 初心者でも始めやすい
    • いつでも引き出すことができる

    NISAはデメリットだけではありません。ここではあわせて確認したいNISAのメリットを解説します!

    運用で得た利益は非課税になる

    通常、投資の利益には税金(20.315%)がかかりますが、NISAの運用益は非課税(0円)です。

    たとえば、資産運用で100万円の利益が出た場合を想定すると・・。

    資産運用で100万円の利益が出た場合

    長期で運用すると利益が大きくなり、引かれる税金も大きくなります。

    しかしNISA口座なら 税金は0円!

    非課税(NISA)口座の大きなメリットといえるでしょう。

    初心者でも始めやすい

    投資初心者なら、はじめての投資はNISAが始めやすいでしょう。

    なぜなら、つみたて投資枠なら100円から投資できるネット証券もあるからです。

    はじめての投資に何万円も使うのは勇気がいりますよね。

    でも月1000円ぐらいから始めてみることができれば、投資の値動きや売買の感覚がつかめます。

    あとは金額が大きくなった場合を想定してみると、さらに投資のイメージがわきます。

    少額からはじめられるNISA制度は、まさに投資の初心者向きな制度といえるでしょう。

    いつでも引き出すことができる

    NISAはいつでも売却して、現金にすることができます。

    ライフイベントで、急に資金が必要となることもありますよね。そんな時に現金化できる安心感があります。

    ちなみに、老後資金を作る目的で利用する人が多いiDeCoは、原則60歳まで資産を引き出すことができない というデメリットがあるのであわせてチェックしてみましょう。

    ◆参考URL:iDeCo公式サイト

    結婚・出産・教育資金・失業・病気など、予定していなかったような場面で資金が必要になることもありますよね。

    NISAは資産をすぐに現金化できるので、もしものときの安心につながります。

    しかしNISAでの投資は、長い期間の運用で、資産形成が期待できる制度です。

    そのため、計画的に運用していくことを心がけましょう。

    NISAで資産形成をする【4つのポイント】

    NISAにおける4つのポイント
    • 長期で運用する
    • 分散投資を心がける
    • 生活資金以外を投資する
    • 積立投資からはじめてみる

    NISAのデメリットとメリットを解説しましたので、最後にNISAで資産を作る4つのポイントをご紹介します!

    長期で運用する

    時間をかけて、長期で運用しよう

    10年~20年の長期間、コツコツと投資をすることで、ドルコスト平均法によるリスク軽減効果もあるからです。

    ドルコスト平均法とは

    一度に大きな金額を投資せず、毎月・毎週など、定期的に一定額ずつ積立投資する方法

    投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることができます。

    例えば、①毎月3万円 ②利回り3% ③つみたて期間 20年 で投資した場合を想定してみます。

    金融庁HP つみたてシュミレーター で作製

    20年後には、265万円の利益がでています

    NISAで資産形成をするときは、短期間で大きな利益を狙うのではなく、時間をかけて着実に資産を積み上げていくイメージを持ちましょう。

    分散投資を心がける

    分散投資でリスクをおさえよう

    NISA口座の資産運用では、分散投資がリスクを抑えるのに有効だといえます。

    分散投資は、特定の金融商品に偏った投資ではなく、複数の金融商品に分散して投資することで リスクを抑制する方法です。

    つまり、数種類の金融商品に分けて投資し、そのどれか1つの商品に損失が出ても、他の金融商品でカバーし、全体の損失が大きくならずに済むようになります。

    みろく

    たとえば、次のような組み合わせですね。

    NISAの対象には投資信託も含まれます。

    投資信託は投資の専門家が、多種多様な金融商品に投資をするもので、分散投資の仕組みが既に備わっています。

    リスクを抑えるために分散投資をしたいなら、投資信託を選ぶことをおすすめします。

    生活資金以外を投資する

    生活資金 以外で投資しよう

    投資にはリスクがあるため、元本割れとなる可能性もあります。

    そのため、生活資金や想定しているライフイベント(住宅購入・子供の進学・車の購入など)の資金をすべて投資することはやめましょう。

    投資にはリスクがあるため、支払いが必要になったタイミングで元本割れが発生している可能性があります。

    資金が必要になりそうなタイミング

    ・子どもの教育資金が足りない
    ・マイホームの頭金が少なくなった
    ・車を購入することになった

    みろく

    資金が必要になったタイミングで利益が出ているとは限りません‥

    最悪の場合、投資額がマイナスの状態で解約するしかありません。

    投資する金額は、万が一損失が発生しても当面の生活や将来のライフイベントに支障がない余裕資金にしましょう。

    積立投資からはじめてみる

    NISA初心者なら、まずは「つみたて投資枠」で積立投資をしてみるのがおすすめ。

    なぜなら、初心者がはじめやすい環境が整っているからです。

    • 少額からはじめられる
    • 毎月自動買付ができる
    • ドルコスト平均法でリスクがおさえられる

    はじめから大きな金額を投資すると、元本割れした時に慌ててしまいます。

    しかし少額投資なら、一時的にマイナスになっても、落ち着いて対応することができます。

    つまり投資に慣れる という感覚をつかめるのです。

    みろく

    わたしも、はじめての投資は 数千円 からでした。

    投資はデメリットしかない‥。失敗したら資金が減ってしまう‥など、投資に対する不安が大きければ、まずは小額からのコツコツ積立をおすすめします。

    新NISAの「つみたて投資枠」は、まさに投資初心者向けと言えるでしょう。

    はじめてのNISA!おすすめの証券会社【2選】

    これからNISA口座を開設しようと思っている人におすすめの証券会社2選をご紹介します。

    みろく

    わたしは7つの証券会社を利用していますが、その中でも SBI証券 と 楽天証券 が断然おすすめ。

    なぜなら、ホームページ上の画面操作が圧倒的に分かりやすいからです!

    ほったらかし投資といえども、いくつかの設定は必要になります。

    「せっかく口座開設したのに操作が難しい」というストレスは抱えたくありませんよね。

    ネット証券に不安があるなら、まずは SBI証券楽天証券 のホームページを見てみましょう!

    SBI証券

    ネット証券の先駆者でもある SBI証券 で投資デビューをしましょう!

    みろく

    投資歴20年のわたしがはじめて口座開設したのもSBI証券。現在もメイン証券会社で利用中です。

    つみたて投資枠は248本で、ほったらかし投資向きの投資信託も多数あります。

    三井住友カードでクレカ積立ができ、クレジットカードの種類ごとに0.5~5%のVポイントが貯まります。

    ほったらかし投資でポイントが貯まるなんてお得ですよね。

    ネット証券口座開設数No.1

    楽天証券

    楽天サービスの利用者なら、楽天証券で投資デビューをしましょう!

    みろく

    わたしも利用中ですが、専門用語が多い投資情報が分かりやすく説明されているので勉強になります。

    つみたて投資枠は238本で、ほったらかし投資向きの投資信託も多数あります。

    楽天カードでクレカ積立ができ、クレジットカードの種類ごとに0.5~1%の楽天ポイントが貯まります。

    ほったらかし投資でポイントを貯めて楽天市場でお買い物もできますね。

    楽天経済圏の方におすすめ  

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