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病院の人事部|医療事務のおすすめ「資格5選×通信講座」

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医療事務おすすめ
悩むさん

医療事務の資格ってたくさんあるよね・・。
どれを選んだらいいのかなぁ・・?

この記事で解決できるお悩み

医療事務の資格を選ぶポイント

知名度が高い代表的な資格

自分の目的に合った資格の選び方

資格ごとにおすすめな通信講座

病院とかクリニックで働くのに、医療事務の資格をとろうと思っているけど、どの資格を選べばいいかわからない・・

医療事務の資格はたくさんありすぎて、結局どの資格を選べばいいか迷いますよね?

この記事を書いた人
自己紹介
みろく

【プロフィール】
  病院や調剤薬局の勤務歴 約18年

【主な職歴】
  医療事務・人事・経理・総務など

【保有資格】
  医療事務管理士
  日商簿記検定
  ファイナンシャルプランナー
  社会保険労務士など

この記事では、病院で医療事務・人事担当をしてきた経験から 医療事務の資格「おすすめ5選×通信講座」をご紹介します!

目次

医療事務の資格を選ぶ「3つのポイント」

医療事務の資格は、国家資格ではありません。民間資格です。

そのため、色んな名前の資格があります。

例えば、○○財団の△△検定とか、※※協会の◇◇資格とか。

正直、どれをとろうか迷いますよね。

みろく

まずは 医療事務の資格を選ぶ「3ステップ」を確認しましょう!

STEP
代表的な資格を知る

ここでは主に5つの資格を紹介します

STEP
資格をとる目的を明確にする

就職・キャリアアップなど、目的にあった資格を選びましょう

STEP
選んだ資格がとれる通信講座を決める

通信講座によって取得できる資格が違うので注意が必要です

代表的な資格5選

ここでは、 認知度が高い資格「5選」を見てみましょう。

今回ご紹介している資格5選は、医療事務を応募した時に、履歴書の保有資格で記載が多い資格です。

どの資格にしようか迷ったら、代表的な資格を選ぶ という方法がありますね。

なぜなら履歴書に書かれた資格の認知度が高いと、就職活動で評価される可能性が高いからです。

採用担当者が「あ、この資格か」とすぐにわかるような認知度が高い資格は、求人応募の書類選考に通過しやすいメリットがあります。

資格をとる目的を明確にする

医療事務の資格をとりたい人の目的を確認しましょう!

  • 病院で働きたい
  • クリニックや診療所で働きたい
  • キャリアアップを目指したい

医療事務経験者の私が、目的別におすすめする資格はこちらです。

病院で働きたい

クリニックや診療所で働きたい

キャリアアップを目指したい(医療事務経験がある)

選んだ資格がとれる通信講座を選ぶ

「医療事務の資格」と「通信講座を選ぶ」には、注意点が【1つ】あります。

それは、受講する通信講座で取得する資格が決まるということです。

どの資格をとるか選ぶ
 ➡その資格に対応した通信講座を選ぶ
通信講座を選ぶ
 ➡自動的に通信講座が扱っている資格になる

①と②、どちらの方法で選びますか?

通信講座の内容や受講費用により、通信講座を先に選びたいという場合もあると思いますが、できれば①の方法で選ぶことをおすすめします。

せっかく勉強したのに、あとから考えたら別の資格を取得すればよかった・・という結果にならないように検討しましょう。

同じような名前の資格がたくさんあるので、よく調べずになんとなく通信講座を選んでしまうと、自分がとりたい資格とは別の資格になってしまった!という結果になります。

資格をとるなら「通信講座」で学ぼう

医療事務資格を取得するには、主に次の方法で学ぶことになります。

  1. 専門学校・通学講座に通う
  2. 通信講座を利用する
  3. 独学で勉強する

この中で、1番おすすめの方法は「通信講座」です。

専門学校・通学講座もありますが、移動時間・経費がかかります。

独学だと、はじめて医療事務の勉強をする人には、分かりにくい用語が多く途中で挫折することも。

では、通信講座を受講するメリット・デメリットをみてみましょう。

メリットデメリット
自宅でスキマ時間に勉強できる
効率的な学習プログラムで勉強できる
試験対策のポイントが分かる
わからないことを解決するためのフォローがある
独学より費用がかかる
勉強時間を自分でつくる
学習計画を自分でたてる
通信講座のメリット・デメリット

仕事をしている人・子育て中の人など、自宅で効率よく勉強するなら、やっぱり「通信講座」が最適解ですね!

おすすめの資格「5選」×「講座」

それでは、おすすめの資格「5選」×通信講座をみてみましょう!

スクロールできます
資格名運営団体(主催)受験資格実施時期会場合格率難易度通信講座
診療報酬請求
事務
能力認定
試験
公益財団法人
日本医療保険事務協会
特になし年2回会場30%フォーサイト
医療事務管理士JSMA
技能認定振興協会
特になし年12回在宅50%資格スクール大栄
ソラスト
医療事務技能審査試験
(メディカルクラーク)
一般財団法人
日本医療教育財団
特になし年12回在宅50~60%・ニチイ
医療事務認定
実務者
試験
全国医療福祉教育協会特になし毎月在宅
・一般
・在宅
60~80%・ユーキャン
・たのまな
医療事務検定
試験
日本医療事務協会主催確認主催確認在宅 (通信)80~90%・日本医療事務協会
みろく

この中でも、履歴書に記載が多い・働いているスタッフがとっている資格は、医療事務管理士 と 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク) が多いです。

医療事務検定試験

「医療事務検定試験」は、日本医療事務協会 が主催・運営している資格です。

日本医療事務協会
引用元:日本医療事務協会

医療事務の基礎知識である医療保険制度・患者さんの対応・医療費計算・請求事務の知識など、医療事務全般の知識と技術が審査されます。

試験の合格率は90.5%(2022年度実績)と高めなので、医療事務がまったくはじめてという初心者でもチャレンジしやすい資格でしょう!

試験概要

主  催日本医療事務協会
受験資格日本医療事務協会が認定する医療事務講座を修了した者
受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学等
受験申請のあった一般受験申込み者
実施時期開催月による (詳細は問い合わせ)
試験会場全国各地・会場受験
通信は在宅試験
試験時間2時間
試験内容学科 2題(正誤問題20問・記述式5問)
実技 2題(会計欄作成(外来1問・入院1問))
持ち込み持ち込み可能
合格基準問題の総得点の70%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
受験料7,700円(税込)
合格率80~90%
難易度
公益財団法人 日本医療保険事務協会

おすすめの通信講座

医療事務検定試験の合格を目指すなら 医療事務専門校「日本医療事務協会」の「通信講座」がおすすめです。

通信コース受講生なら、自宅で受験することができます。

自宅受験の合格率は90.8%(2022年度実績)※主催団体HPより

また通信コースの検定試験は毎月実施されているので、「よし!やろう」と思った時からいつでもはじめられます。

あわせて『医事コンピュータ能力技能検定試験』や『レセプト点検業務技能検定試験』など、ほかの資格をとる講座もセットで選べます。

\最短1ヶ月で合格が目指せる/

アンケートに回答すると受講料が10%OFF!

医療事務認定実務者試験

「医療事務認定実務者試験」は、全国医療福祉教育協会 が主催・運営している資格です。

全国医療福祉教育協会
引用元:全国医療福祉教育協会

「医療事務認定実務者試験」に合格すると、医療事務認定実務者(R)となります。

医療事務に関する基礎知識・診療所の外来診療報酬明細書(レセプト)作成など、医療事務の実務における基本が学べます。

合格率は60~80%です。※主催団体HPより

クリニックや診療所などで働きたいと思っている初心者にチャレンジしやすい資格でしょう!

試験概要

主  催全国医療福祉教育協会
受験資格特になし
実施時期在宅試験(毎月)
会場試験(実施する認定機関が試験日を決定)
試験会場在宅試験(一般・通信講座受講者)
会場試験(通学認定機関)
試験時間90分
試験内容学科問題 
 マークシート30問
実技試験
 マークシート診療報酬明細書作成・外来1症例
持ち込み参考資料、ノート等の資料、電卓
合格基準原則 正答率6割以上を合格
※ただし問題の難易度等により変動する場合あり
受験料一般受験(一般)5,000円(税込)
団体受験(認定機関の通信、通学受講生):4,500円(税込)
合格率60~80%
難易度
全国医療福祉教育協会

おすすめの通信講座

医療事務認定実務者試験の合格を目指すなら「ユーキャン」の「医療事務講座」がおすすめです。

一般受験と通信講座の受講生は、在宅試験で受験することができます。

過去10年間で74,855名が合格しており、受講者の満足度も88.4%。

テキストは、図やイラストが豊富でわかりやすいし、なにより楽しく学べます!

文字ばかりのテキストが苦手な人におすすめの教材です。

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」は 日本医療教育財団 が主催・運営している資格です。

日本医療教育財団
引用元:一般財団法人 日本医療教育財団

昭和49年からの約50年間で、総受験者数は170万人・合格者数は98万人を超えています。

医療機関の現場では「医療事務技能審査試験」より「メディカルクラーク」という名前の方が認識度が高いです。

医療事務の基礎である受付・会計・レセプトまで幅広く学ぶことができるので、実務に役立ちます。

また、受付窓口で求められる患者接遇の技能を試験科目にとり入れているのも特徴です。

試験概要

主  催一般財団法人 日本医療教育財団
受験資格特になし
実施時期年12回(毎月)
試験会場在宅試験
(団体受験校は学校の案内を確認)
※2024年7月度試験~
 IBT方式(インターネット試験)に移行
試験時間3時間
試験内容実技I 患者接遇
 筆記(記述式)/2問(50分)
学科 医療事務知識
 筆記(択一式)/25問(60分)
実技Ⅱ 診療報酬請求事務
 診療報酬明細書点検/4問(70分)
合格基準学科試験および実技試験Ⅰ・Ⅱ、すべての得点率が70%に達した時点で合格となる
受験料7,700円(税込)
合格率50~60%
難易度
一般財団法人 日本医療教育財団

おすすめの通信講座

医療事務技能審査試験の合格を目指すなら「ニチイ」の医療事務講座【医科】通信コースがおすすめです。

医療事務講座修了生の満足度は、92.0%!(2022年度実績)

全国約8,000件の医療機関で受付、会計などで医療事務を担当する事業を行っているので、資格をとった後の就職について相談ができます。

医療事務管理士

「医療事務管理士」は JSMA技能認定振興協会 が主催・運営している資格です。

JSMA技能認定振興協会
引用元:JSMA 技能認定振興協会

日本で最初の 医療事務の資格 です。

「医療事務管理士®」の称号は、特許庁より商標登録(2005年10月)が認められいます。

歴史もあるため、、医療機関の認知度が高い資格です。

患者さんの受付・治療費の計算・診療報酬明細書(レセプト)作成・カルテ管理などを学ぶことができます。

医療事務の仕事を幅広く学べるので、病院で仕事をしたい人におすすめです。

試験概要

主 催JSMA 技能認定振興協会
受験資格特になし
実施時期在宅試験
 年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日)
IBT試験(インターネット試験)
 受験料の決済完了後から2週間以内
試験会場在宅試験
IBT試験
試験内容在宅の場合
学科試験
(マークシート形式10問)
実技試験
(レセプト点検1問・レセプト作成(外来・入院 各1問)
合格基準在宅の場合
実技試験
 各分野で約60%以上の得点+合計で約80%以上
学科試験 約80点以上

※実技・学科とも合格基準に達した場合に合格と判定
受験料7,500円(税込)
合格率50~60%
難易度
JSMA 技能認定振興協会

受験方法は、在宅試験かIBT試験か選ぶことが出来ます。

IBT試験とはInternet Based Testingの略で、インターネット接続で行う試験で、マウスやキーボードを使って解答します。

在宅とインターネット試験では、試験内容が違うので、詳細は JSMA技能認定振興協会 で確認しましょう。

おすすめの通信講座

医療事務管理士の合格を目指すなら「資格スクール大栄」がおすすめです。

学習計画を相談できるなど、途中で挫折しやすい学習をサポートしてくれます。

近くに通学できる場所があれば、通学+オンラインのハイブリット学習もできますよ。

診療報酬請求事務能力認定試験

「診療報酬請求事務能力認定試験」は 日本医療保険事務協会 が主催・運営している資格です。

日本医療保険事務協会
引用元:公益財団法人 日本医療保険事務協会

医療事務資格の中で唯一『厚生労働省が認定した公的資格』で、医療機関からの評価も高いです。

医療事務の資格の中で、難関資格と言われています。

令和5年12月の合格率は 48.4%。正直なところ初心者にはハードルが高いですね。

そのため、医療事務の経験がある人がキャリアアップをめざしてチャレンジするのに最適な資格だと思います。

試験概要

主  催公益財団法人 日本医療保険事務協会
受験資格特になし
実施時期年2回(7月・12月)日曜日または祝日
試験会場札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、
静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市
試験時間3時間
試験内容学科問題 5者択一式のマークシート方式
実技試験 レセプト作成 (外来1問・入院1問)
持ち込み試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由
合格基準(医科) 学科100点満点中70点以上 実技100点満点中85点以上
受験料9,000円(税込)
合格率(医科)30~40%前後
難易度
一般財団法人 日本医療教育財団

おすすめの通信講座

診療報酬請求事務能力認定試験を目指せるおすすめの講座は、フォーサイトです。

フォーサイト受講者の2023年7月の診療報酬請求事務能力認定試験(医科)合格率は「78.1%」を全国平均合格率(37%)を大きく上回る実績があります。

「フルカラーテキスト」で理解を深め「eランニング」でスキマ時間も活用できるフォーサイトで、合格を目指しましょう!

まとめ

医療事務は民間資格のため、種類が多くどれをとろうか悩みますよね。

この記事では、医療機関の人事部で仕事をしていた経験から おすすめの資格5選×通信講座 をご紹介しました。

履歴書の記載・現場スタッフがとっている資格は、医療事務管理士 と 医療事務技能審査試験 が多いです。

医療事務の初心者なら、医療事務検定試験 か 医療事務認定実務者試験 が合格しやすいでしょう。

経験者なら、診療報酬請求事務能力認定試験  でスキルアップ×転職も目指せます。

就職や転職にも役立つ医療事務の資格取得を目指してみましょう!

資格名おすすめ通信講座
医療事務検定試験日本医療事務協会
医療事務認定実務者試験ユーキャン
医療事務技能審査試験ニチイ
医療事務管理士資格スクール大栄
診療報酬請求事務能力認定試験フォーサイト
資格×通信講座
みろく
サイト運営者
医療機関の勤務歴18年
人事・総務・経理などの仕事をしています。

【保有資格】
・社会保険労務士
・ファイナンシャルプランナーなど

\情報発信中/
・資格 × 仕事
・働き方 × 転職
・コツコツ × 資産運用
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